ま・あ・る アトリエサクラ 森林ツアー
- maytheforce96
- 11月5日
- 読了時間: 2分
11/3 ま・あ・る 森林ツアー アトリエサクラ企画を開催。参加者・スタッフ含めて30名。お天気も良く!ハイキングからスタート。森の中の道を歩きながら、雨上がりの沢蟹のかわいいらしいことや、カモシカのこと。木は、人と一緒で、なかなか真っすぐには育ってくれないこと。真っすぐになるには、なかなか手がかかることなど。様々なおはなしをさせていただきました。枝打ちの実演では、10mくらいの高さまで木を登って、皆さんに林業家としての私の想いを伝えさせていただきました。『間伐とは、木と木の間を伐ること。おひさまが差し込んで、スギ・ヒノキ以外のもともと生息している植生も守っていること。そこに様々な昆虫たちや、小鳥たちが集まってくること。伐られた木は、お家の材料にもなるし、長い時間をかけて分解されて、土の栄養分になること。川をつたって海に流れれば、豊かな海のもとにもなること。』間伐をする意味も良く理解していただきながら、チェーンソーでの作業を一つ一つ説明しながら切り目を入れます。みんなでロープを引っ張ってもらい、本当に狙い通り上手に倒れました。その後はランチをして、ハンモック・スゥエーデントーチ・丸太の皮むき・切粉を袋にいっぱい詰め込んでヒノキの香りのお土産・チェーンソーを使って丸太伐り体験。親子一緒に楽しく時間を過ごしていただきました。森林ツアーは、林業のお勉強をするためのものではない。自然を楽しむこと。ゆったりとした空間で、おいしいものをいっぱい食べて、親子で楽しくコミュニケーションしていただくこと。森は住宅用の木材を造るための工場だけではないこと。本来期待されるべきは、地域の人たちから愛されて、楽しく、ゆっくり過ごしてもらうこと。それが実現できていることに、自分の林業をやってきてよかったなと、あらためて実感する一日でした。





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